jewela’s blog

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【ボクシング】10年ぶり日本人同士の王座統一戦 寺地拳四朗vs京口紘人

           日本人世界王者同士の統一戦。ハイレベルな好試合確実


こんにちは!元プロボクサーのAKIです♪

今回は11月1日にさいたまスーパーアリーナで開催されるボクシングタイトルマッチに関して書いていこうと思います。

 

 

WBC&WBA 世界ライトフライ級王座統一戦

寺地拳四朗 VS 京口紘人

 

統一戦とは?

ボクシングの主要団体は4団体あります。

WBA(世界ボクシング協会)

WBC(世界ボクシング評議会)

WBO(世界ボクシング機構)

IBF(国際ボクシング連盟)

他にも数団体ありますが、日本が認定している団体は上記の4団体です。

日本では4団体のどれかのチャンピオンになると「世界チャンピオン」と認定されます。つまり「同じ階級であっても4人世界チャンピオンがいる」ということになります。

今回の試合は4団体の内の2つ、WBAとWBCのチャンピオン同士が戦い王座を統一する一戦になります。

なぜ10年ぶりなのか?

前回日本人同士の統一戦が開催されたのは、10年前の2012年6月20日井岡一翔vs八重樫東戦です。

10年もの間、統一戦がなかった理由は2つあります。

1つはJBC(日本のボクシングを管理している団体)がWBOとIBFに加盟していなかったからです。日本がWBOとIBFに加盟したのが2013年4月1日でそれまではWBAとWBCの2団体の世界チャンピオンしか認められていませんでした。つまり、2団体のチャンピオンが戦う試合のみ「統一戦」と認定されていたわけです。

2013年以降は4団体に増えた為、世界チャンピオンになるチャンスが2倍になりました。それでも統一戦が開催されなかったのは下記の理由あるからだと思います。

2つ目の理由は「チャンピオンベルトを手放したく無い」というのが大きいと思います。苦労してなった世界チャンピオン...そりゃ簡単に手放したく無いですよね😅

統一戦だとチャンピオン同士で戦うことになるので負ける可能性も高くなります。同じ団体の世界ランカーと試合する方が負けるリスクが少ないので多くの世界チャンピオンは防衛戦を選択します。また各団体、指名試合(この選手と試合してくださいという指令)があるのでそちらを優先しなければならないという理由もあります。

試合予想

寺地拳四朗の判定勝ち

この試合の予想はかなり難しいです💦

2人とも強いチャンピオンですし、正直どちらが勝ってもおかしくないですが今回は寺地選手の勝利と予想しました。今回重視したのは「経験」です。

両者の世界戦の戦績を比べると

 

寺地拳四朗:11戦10勝1敗(7KO)

京口紘人:8戦8勝(5KO)

 

どちらも素晴らしい戦績ですが試合数でも対戦相手でも若干、寺地選手の方が上回っていると思います。また京口選手はミニマム級から1階級上げてますが、寺地選手はこの階級で戦い続けていて、ナチュラルな骨格としては寺地選手の方が有利だと考えます。

1番のポイントになるのは距離感ですが、京口選手は近い距離、寺地選手は中間距離での戦いが得意の選手だと思っています。ただ、近い距離に関しても、若干ですが寺地選手が上回るのではと予想しています。そもそも寺地選手が距離を制圧して、接近戦が少ない試合展開になれば寺地選手が圧勝すると思いますが、京口選手は小さい体で、今まで自分より大きな選手と戦ってきたので、距離を完全に制圧できるかと言われればそれは出来ないだろうと予想しています。

中間距離〜接近戦でハイレベルな攻防が続くと思いますが、試合中盤以降、経験の差で寺地選手が徐々に京口選手を上回っていくと考えています。

試合はAmazonプライムでの放送となります。最近は携帯でyoutubeなどの動画を見ることが多くなったので、小さい画面で映像を見ることに慣れてきました。

僕が高校生の頃も携帯でテレビを見れる機能がありましたが、画面が小さすぎて結局テレビで見ていた気がします。あれから20年経ちましたが技術の進歩は凄まじいですね😅

11月1日はぜひプライムビデオで観戦してみてくださいね。

また次回の記事で試合結果を考察していこうと思っています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、AKIでした♪