jewela’s blog

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【試合考察】井上尚弥4団体統一戦

こんにちは!元プロボクサーのAKIです♪

今週の福井の天気予報では、今年初めての雪マークが出ております❄️

今年は大雪という予想ですが、どれぐらい降るのでしょうか?!

みなさま雪道の運転はくれぐれもお気をつけください🚘

 

さて、昨日行われました世界バンタム級4団体統一戦。

見られた方いらっしゃいますでしょうか?

結果は井上選手が11RKO勝ちで見事日本人初の4団体統一を成し遂げました。

今回は試合を振り返りながら元プロボクサーの僕が試合を考察していこうと思います。

※戦前予想はこちら。予想は見事に外れました...

jewela.hatenablog.jp

1R〜2Rの攻防

ここで試合の流れが全て決まったと思います。

ポール・バトラー選手はこの2Rで「井上と打ち合うのはヤバい」と感じ、その後はガードを中心に、井上選手の打ち終わりを狙う作戦に切り替えました。

ただ、打ち終わりを狙うにしても井上選手のハンドスピードが早すぎるので、打ち終わりに合わせる事ができず、防御一辺倒のディフェンシブな戦いを余儀なくされたと思います。

ポール・バトラー選手としては、なんとかして突破口を見つけたいと思いながら戦い続けていたと思いますが、井上選手の攻撃のバリエーションが多彩だったので反撃の糸口すら見えない中、戦っていたと感じました。

ただ、ポール・バトラー選手も流石だったのが、KOされる11Rまで足を止める事なく、動き続けていた事です。リング上で少しでも止まれば、井上選手の連打をまともに受けてしまい、もっと早いラウンドで決着していたと思います。またディフェンスも素晴らしく、井上選手のパンチを微妙にずらしてクリーンヒットされないような戦い方をしていました。

井上選手ぐらい完成度が高い選手と対峙すると「手を出したらやられる」という感覚になるので、ディフェンシブになってしまったのも井上選手が強すぎるからという事につきると思います。

世界チャンピオンが試合で手を出せなくなるって、凄すぎですよね😅

それぐらい井上選手は圧倒的に強かったです。


今回、井上選手は試合に向けて髪色を黒髪にチェンジしております。

※ちなみにこれまでの試合は大体金髪に近い髪色でした。

これは井上選手の「準備に抜かりはないぞ」というアピールのように感じました。


そして圧巻の4団体統一。


各団体4人の世界王者から1つずつベルトを奪っての4団体統一はボクシング史上初の快挙です。

今後はタイトルを返上して、1階級上のスーパーバンタム級に階級を上げると思いますが、階級を上げてもすぐにチャンピオンになると思います。

是非、また4団体統一して欲しいです😄

スーパーバンタム級は2人の2団体統一王者(スティーブン・フルトン/ムロジョン・アフマダリエフ)がいる状況ですので、バンタム級の時より統一に時間はかからないのではないかと感じます。

ただ、1階級上げるとパンチ力やタフネス(打たれ強さ)が全然変わってきますので、流石の井上選手でも連続KOでのタイトル奪取は難しいのではないかと感じます。

判定決着もあるかもしれませんが井上選手ならきっと4団体統一してくれると思います。

井上選手4団体統一おめでとうございます!!

 

以上、AKIでした♪

 

 

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