jewela’s blog

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近所に出来た素敵な観光施設(アサミュー)のご紹介

週の始まり担当のキョンです。

ジュエラのある福井県にも、行楽シーズン到来で県外から沢山の方がいらっしゃっています。お目当ては、とれたて新鮮な『越前ガニ』でしょうか。今年は、今のところ天候にも恵まれて、漁も盛んにおこなわれているのではないでしょうか。

こちらの写真は3年前の物ですので、今年のカニの値段はまた、偵察に行ってきますねw




福井県の今一番ホットな場所は、『一乗谷朝倉氏遺跡博物館』ではないでしょうか。
長い名前なので短縮して、愛称は「アサミュー」と言います(^^♪
今年の10月1日に開館したばかりのミュージアムです。

福井市一乗谷地区の入り口に建てられた施設は、現在、完全予約制ですが、平日はゆったりと観覧できます。

先週の火曜日に起こった皆既月食は、皆既月食と惑星食が同時に見られた。という事で話題になりましたが、その皆既月食✙惑星食が起こったのが442年ぶり。442年前の1580年は本能寺の変の起きる2年前の安土桃山時代です。

一乗谷の朝倉氏はそこからさかのぼる事約100年ころから越前の国を平定し、五代朝倉義景の時代に織田信長に滅ぼされるまで、この一乗谷で栄華を誇りました。

織田信長勢によって、3日3晩の焼き討ちにあったため、出土品も炭化している物などもあります。それも、このミュージアムに展示されています。

一乗谷全体が火の海となったため、城下に住んでいた人々は、現在の福井市内に移住したと言われているそうです。

私は、この一乗谷の近くに住んでいるのですが、遺跡には石組しかないという、何もないので、知識がないと面白さが分からない遺跡ですw
その私でも楽しむことができるミュージアムですから、ぜひ、ここを観てから実際の遺跡に行ってみると、想像の中で面白い体験が出来ると思います。
ちなみに遺跡は入場無料です。(復元町並みエリアは有料)

ミュージアムの見ものの一つが、建物内にある遺跡です。

朝倉氏の栄華の基盤になった、川を使った輸送の後ではないかと考えられている『石敷遺構』です。この「アサミュー」建設の際に出てきた遺跡だそうで、それをそのまま建物の中に展示しています。
室内に遺跡を展示することは、難しいことのようで、試行錯誤が続いていることが掲示されていました。

そのほかに、朝倉氏の館を原寸で再現した建物があったり、貸衣装を着て写真撮影が出来たりします。もちろん、出土品が多数並んだ展示室もあります。
500年以上前の時代が、身近に感じられる「アサミュー」は、時間を忘れてしまうほどの楽しい空間でした。

さて、もちろん美味しいものネタもあります。

ミュージアムカフェ「CARAMON」で頂いた『宗滴カレー』です。ご飯の上に乗っているのは、"落ちない石"を表現したハンバーグだそうです。トマトをたっぷり使ったスパイシーなカレーで、とてもおいしかったです( *´艸`)
食後に頂いたコーヒーも美味しかったので、ここだけを使うために通ってもいいかもと思ってます。

歴史を特別好きなわけではありませんので、ここまでしかご紹介できませんでした。
でも、本当に楽しかったので是非訪問して体験してみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また来週です(^^)/~~~