jewela’s blog

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春になる前に

ジュエラブログ、食欲と観光担当のキョンです!

2月はあっという間ですね。今週は3月に入り、金曜日は桃の節句です。

この時期、いろんな場所で雛飾りを展示している施設がありますが、今回は、その一つ『越前古窯博物館』におじゃましました。

福井県には、日本遺産にもなっている「日本六古窯」の『越前焼』があります。

その越前焼を再び産業として発展させる目的のために、昭和46年に「越前陶芸村」として整備が始まりました。私が子供の頃、学校の遠足や、娘や息子の小さい頃に色々な体験をしたりでお邪魔したのですが、主に「福井県陶芸館」を利用するのみでした。毎年開催されている「越前陶芸まつり」にも、足を運ばなくなってしまっています。

久しぶりに伺ったところ、「雛人形展」を開催中だったので、楽しく拝見させて頂きました。
写真は、越前焼の陶雛です。味があって、可愛いですね。つい欲しくなります^^

他にも、雛人形の昭和初期から現代までを一堂に並べて飾っていました。

この『越前古窯博物館』は、古民家を移築してきて、リノベーションしています。玄関を入ったすぐの床の間に続いて、田の字づくりの8畳間4つの部屋にずらりと雛飾りが並んでいました。

私の子供の時の雛飾りは、写真の様な7段飾りで、お雛様の嫁入り道具まであって、飾り付けるのも、片付けるのも大変な大仕事でした。娘のものは、そんな大仕事は出来ないので、小さいものでと木目込みのお雛様でした。
雛飾りも、私の子供の頃と娘の子供の頃では、顔も装束も違っていて、時代の流れを感じます。

でも、この時期の赤い毛氈は、やっばりワクワクしますね♪
ついつい良い雰囲気に、お抹茶を頂きました。

春を待ち遠しく感じながら、ゆっくりとした時間を過ごしました。

さて、この時期の福井の美味しいものに、「水ガニ」があります。別名「ズボガニ」というのですが、前年の9~10月頃に脱皮した雄のカニです。

有名なズワイと違って、昔は県外へはほとんど出荷されず、価格はお手ごろ。身のズボッと抜ける手応え、ジューシーな味が特徴です。

セイコガニが禁漁になる1月中旬から3月20日までしか水揚げされず、前半はみずみずしさ、後半は身の締まった食べ応えが楽しめるのですが、ここ10年ほどで、価格も倍以上になってしまいました。

でも、昔から我が家はみんなが「ズボガニ」好きですので、セリの解禁と共に購入してきました!

ズワイと違って甲羅をはずして湯がくのは、ゆるいミソが肩に回り身が黒くゆで揚がってしまう為です。そちらの方が風味が増し格別の味わいになると言われる方もありますが、見た目を重視するためでしょうか、肩のみで売っている姿が多いです。

配送の発達で、どこでも食べられるようになってきていますが、冬の日本海を見ながら、同じ越前ガニですが、安価な新鮮ゆでたての「水ガニ」を是非食べにいらしてみてくださいね。
美味しかったのは、言うまでもありませんよ( *´艸`)

本日もお読みいただき、ありがとうございました。
では、また来週です(@^^)/~~~

 

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