jewela’s blog

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ボクシング史上最大のタイトルマッチ「ゴロフキンvs村田諒太」について語る

こんにちは!元プロボクサーのAKIです♪

突然暖かくなりましたね。暖かくなったというよりは急に暑くなった印象です。

僕は昨日から半袖で勤務してますが、半袖でも暑いぐらいの気温ですね...

まだまだ体は暑さに慣れていないと思うので、体調管理にはお気をつけください。

 

さてボクシング業界は日曜日に行われた「ゴロフキンVS村田諒太」の話題で持ちきりですね!

(あ、、ボクシングにご興味ないかたも、今日はどうか少しだけお付き合いくださいっ!!)

なんといっても、日本ボクシング史上最大のビッグマッチとして、開催前から話題にはなってましたが、なにより試合内容が素晴らしかったので、惜しくも村田選手は敗戦となったものの試合が終わった後も盛り上がっています。

 

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ボクシングを知らない方はゴロフキンって誰?って思うでしょうが、簡単に言えばゴロフキンは怪物です。

戦績は43戦41勝1敗1分(今回の試合前まで)。そのうちKO勝ちが37、とこれだけみても怪物ですが、この1回の負けと引き分けは同じ相手なのですが、本当は勝っていたとも言われている試合。ですから、実質無敗のチャンピオンだと思ってください。

村田選手の前に日本人選手が2人、ゴロフキンと対戦しておりますが、2人とも3RでKO負けしております。ですからゴロフキンを知っている人からすると、村田選手も一方的にKO負けするだろうというのが、大方の予想だったと思います。

しかし!

試合が始まってみると村田選手が思ってた以上に善戦し、会場は大盛り上がりだったようです!格闘家のyoutubeチャンネルは村田選手を称える動画であふれています。

ただ、8Rまでの採点(試合は9RでKO決着)は79-73、78-74、77-75とゴロフキンがリードしていました。

8Rまででポイント差が2〜6ポイント差がある状況なので、もし村田選手が勝つならKO勝ちしか残されていなかったという事になります。

ここでこのポイントの説明をいたします。

主要団体の世界戦では「10ポイント・マストシステム」が採用されます。簡単に言うと必ず一方の選手に10点を付けるという採点方法です。ラウンドごとに優勢な方に10点を付けるやり方です。

例えば、
1Rがゴロフキンが優勢なら10(ゴロフキン)-9(村田選手)

となるので8Rまで全てゴロフキン優勢なら80-72という採点になります。(ちなみに試合でダウンをすると2ポイント開き、10−8という採点になります)

ですから8Rまでに各ジャッジは

79-73(8R中7Rはゴロフキン優勢の採点)

78-74(8R中6Rはゴロフキン優勢の採点)

77-75(8R中5Rはゴロフキン優勢の採点)

という事になります。

採点表だけ見るとゴロフキンがかなり優勢で試合を進めていた事になります。ただ、見栄え的には村田選手がかなり善戦しているように見えたのではないでしょうか。今の時代は試合をyoutubeで生解説したり、試合を見に行った格闘家がすぐに感想動画をUPしたりと、多くの意見に触れる事ができるのでいい時代だなと改めて感じます。

また最近のボクシングの試合はPPVで放送される事が多くなりました。

PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、1本の視聴ごとに課金されるビデオサービスです。 今回の村田選手の試合はPPVではなく、Amazonプライム会員に登録している人は放送を見る事が出来ましたが、井上尚弥選手の前回の試合はひかりTVのPPVで放送されました。

これは選手にとってはすごくいい事で視聴数に応じて、選手にお金が支払われるので1試合で貰えるファイトマネーも高くなります。

ちなみにボクシングのPPVでの最高はフロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ の試合で1試合で480億円(440万世帯が購入)です。これでメイウェザーにはファイトマネープラス100億円が支払われたみたいです。異次元の世界ですよね。。。

テレビの見たくない番組を見るよりはすごく効率がいいのオススメです。

今回は村田選手の試合に関して書きましたが、僕は実はまだ見れておりません。。。

嫁さんに「試合見たいからプライム会員になっていい?」と聞きましたが「ダメ!」と一喝... 世の中厳しいですね💧

当面は、ネットニュースで盛り上がっている視聴者さんの投稿やコメントなどを拾い読みして楽しんでいたいと思います。泣

そして、想像の中ではありますが、相当な善戦を繰り広げられた両選手に、心からの拍手を送りたいと思います!できることならリアルタイムで声援送りたかった!大泣

以上、想像だけで熱く盛り上がれるAKIでした♪