jewela’s blog

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3月21日(祝)開催「福井の無形民俗文化まつり2022春」

こんにちは!元プロボクサーの中村です。

もう3月も半ばなりました。気づけば1年のうちの1/4が終わろうとしています。

そろそろ桜が咲く時期が近づいてまいりました。福井の足羽川沿いには約2km続く桜の名所があります。先日ライトアップも始まったみたいです。去年は家族3人で花見に行ったのを思い出します。

本当は友達含めてみんなで花見したいですがあと何年我慢すればいいのやら...

来年にはマスクを外して生活したいと心から願っています!

さて来る3月21日にユー・アイふくいにて「福井の無形民俗文化まつり2022春」が開催されます。こちらは福井県教育委員会主催のイベントで、弊社が共催で参加させていただいております。

今日はこのイベントについて、ご案内させていただきたいと思います!

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福井県内には80を越える無形民俗文化財が存続しています。その中から今回は、4団体にステージにて踊りや唄・獅子舞などを披露していただく、贅沢なお祭りです♪

「無形民俗文化財」とは、風俗習慣(正月行事・盆行事など)・民俗芸能 (田楽・獅子舞・盆踊りなど)・民俗技術など、人々が日常生活の中で生み出し継承してきたもののことです。

しかし近年では、地域に伝わる祭りや芸能などの担い手が減り、若い世代への継承が難しくなってきています。

更には、一昨年から続くコロナ禍で、様々な行事や祭事を催す機会すら奪われ、一般公開されることも厳しい状況におかれています。

福井県では、この状況を深刻に受け止め、2021年より本格的な無形民俗文化財再生支援に取り組むことになった、その一環での今回のイベントです。

弊社がその開催お手伝いをさせていただくことになり、大変光栄かつ重責を持って取り組ませていただいております!

 

今回発表していただく団体は羽根曽踊保存会(南越前町)、三国節保存会(坂井市)、馬鹿ばやし保存会(福井市)、八田獅子舞保存会(越前市)の4団体です。

各団体の詳細はこちらをご覧ください。

  1. 今庄羽根曽踊り
    今庄の藤倉山にあったお寺で毎年「稚児の舞」が舞われたものが、今日の「今庄羽根曽踊り」の発祥とされています。参勤交代の行われる頃には北国街道の重要な宿場町として旅人の往来も頻繁となり、その頃からこの踊りが宿場の踊りとして踊られるようになり、旅人の一夜の慰めとなりました。情緒豊かで静かな踊りに旅人たちもうっとりとして、一緒に踊り明かしたといわれています。里人、旅人、武士、渡世人、虚無僧、お女中、隠居といった様々な衣装や、鳴り物を一切使用しない独特の音頭、優雅な踊りは、昭和39年に福井県の無形民俗文化財に指定されています。千年の歴史を持つ今庄羽根曽踊りは、毎年8月の夏祭りを中心に町民参加の盆踊りとして賑やかに踊り継がれています。
  2. 三国節
    「やしゃで、やのしゃで、やのしゃで、やしゃで・・・」と唄われております。坂井市指定無形民俗文化財の三国節は、今から約260年前の宝暦(ほうれき) 11年に、当時、三国神社のお世話をしておられた性海寺(しょうかいじ)の 第30代住職・陽山上人(ようざんしょうにん)が、三国神社の拡張工事を行うために集まった門信徒たちのために、力を合わせて地突き作業を行うことができるようにと作った作業唄がその起こりといわれています。三国の芸者衆がお座敷で唄い踊ることにより、細々と継承されてきました。 昭和5年には町民有志により三国節保存会が結成され、芸者衆がいなくなった現在では、保存会が昔ながらの三国節を保存・継承しています。 
  3. 馬鹿ばやし
    馬鹿ばやしは火産霊神社で毎年5月24日に開催される春の例祭にて奉納されています。 舞台中央に大太鼓を据え、片脇に笛・太鼓・かねの囃し方を設けて面を付けた者がお囃子に合わせて打ちます。その際のしぐさが面にあわせたものであり、強い面での豪快さ、優しい面でのたおやかさ、ひょうきんな面での滑稽さなど特異な味を表現します。また、その際に使用する面は戦災、福井地震を経て今なお残されているものです。大正14年に神社の氏子であった熊谷三太郎氏(熊谷組創業者)がお面など道具一式を保管する赤レンガ造りの倉庫を寄進され、その倉庫が戦禍を免れ現在に至っています。 
  4. 八田獅子舞
    八田獅子舞は、江戸中期から八田区内の若者により伝承され、昭和61年には県の無形民俗文化財に指定されました。翌年には、こども獅子舞会が発足し、八田区小学生3.4.5.6年生の全員が入会し、伝承活動が始まりました。 以来、コロナ禍であっても、県陶芸館での初釜、どんど焼きで初舞を披露、秋祭り日には区内全戸(73戸)を舞い歩きしています。そして近年、小学生時に獅子舞を伝授された若者達が都会から八田にUターンし、保存会活動の担い手へと育っています。今後も、ふるさと再生を目指して、約300年の歴史がある獅子舞を次代に繋ぐ役目を果たすことが期待されています。

 

どの文化財も歴史と伝統のあるものばかりです。各文化財ももちろん素晴らしいものばかりですが、今回のイベントの特に何が凄いのか、、、、

普段は県内全く別の地域で披露されている無形民俗文化を4団体一挙にご観覧いただける

という、とても貴重な機会なのです!

今回参加される4団体は市区町村も全て違い、本来はそれぞれの地区のお祭りや神社での奉納にて披露される行事や神事ですので、今まで一緒な舞台で披露されることはありませんでした。

なかなかない機会ですので、是非ご来場ください。

また当日は講談師・一龍斎貞弥氏と福井出身の落語家・林家鉄平氏をゲストにお招きし、講談と落語を楽しんでいただける時間もございます。

福井でも福井県独自の感染拡大特別警報が発令されている中での開催となりますが、感染予防対策を徹底し、ご来場の皆様に安心して発表を楽しんでいただけるようスタッフ一同準備してまいります。

当日は入場無料ですが、席数の制限がございますので事前ご予約をおすすめいたしております。
ご来場希望の方は下記の番号までご連絡をお願い致します。


【ご予約・お問い合わせ】0120-968-594


皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。

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