こんにちは!
ジュエラのデザイナーIYORIです。
先日の3/21、福井県教育委員会主催、ジュエラ共催にて福井の無形民俗文化まつりを開催いたしました。
場所は福井市の福井県生活学習館(ユー・アイ ふくい)。
この度はコロナ禍にも関わらずたくさんのご来場、ありがとうございました。
(感染症対策のもと、安全に開催させていただきました)
ご興味は持ってくださっていたけれど、ご都合や、遠方にてご来場が難しかった方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方にも向けまして、福井の無形民俗文化まつりがどんなイベントだったかご紹介させていただきたいと思います♪
福井県の無形民俗文化財である、「今庄羽根曽踊り」「三国節」「馬鹿ばやし」「八田獅子舞」の4つの発表をするイベント。
ゲストに落語家の林家鉄平さん、講談師の一龍斎貞弥さんをお呼びした豪華な開催でした✨
今回はそれぞれの無形民俗文化財を、一つずつ画像付きでご紹介させていただきます♪
今庄羽根曽踊り(南越前町)
今庄の藤倉山にあったお寺で毎年「稚児の舞」が舞われたものが発祥とされています。
里人や旅人、武士や隠居などといった様々な衣装で、鳴り物を一切使用しない独特の温度のもと、優雅な踊りを披露します。
今回、今庄羽根曽踊りさんにつきましては、体調不良の方が出ましたため残念ながら不参加となりましたが、羽根曽踊り再生隊の皆様に登壇いただき、コメントをいただきました。
中には若い方もいらっしゃって、インスタなどを利用し、若い世代にも広めていきたいと志を話していただきました😊
三国節(坂井市)
「やしゃで、やのしゃで、やのしゃで、やしゃで…」と唄われる三国節。
今から約260年前の宝暦11年に、三国神社の拡張工事を行うために集まった門信徒たちのために、力を合わせて地付き作業を行うことができるようにと造った作業唄がその起こりといわれています。
ゆっくりなテンポの三味線、笛、唄に合わせて優雅に踊る姿は、日本の伝統を感じる美しいものでした😄
馬鹿ばやし(福井市)
福井市手寄にあります火産霊(ほむすび)神社で、毎年5月24日に開催される春の例祭にて奉納される神事です。
舞台中央に大太鼓を据え、面を付けた者がお囃子に合わせて打ちます。
太鼓を叩く演者が、くるくると入れ替わる演出は見ていて楽しいものでした。
次はどんな仮面の演者に変わるのだろうかと、ワクワクしながら見ることが出来、その動きも迫力があるものでした!😳
八田獅子舞(越前町)
江戸中期から八田区内の若者より伝承され、昭和61年には県の無形民俗文化財に指定されました。
翌年にはこども獅子舞会が発足し、伝承活動が始まっています。
獅子舞と色々な姿で戯れ合います。
獅子に噛みつかれると、「神に憑かれる」ということで、とても縁起がよいそうです。会場から3名の方がステージに上がり、神憑かれていました✨
伝統文化には趣き、美しさ、迫力など、他には無い魅力がたくさん詰まっていますよね。
スタッフとして今回生で体験させていただき、もっと多くの方にこの魅力を知っていただかないと勿体無い!という思いと、この伝統を継承していくことの大切さを、改めて強く感じました。
おかげさまで今回の開催は大変好評をいただくことができたようです。ご出演の皆様、ご来場の皆様、開催ご協力くださいました関係者の皆様に、心から感謝いたします。
また、次回の開催の計画も早速に上がってきているようですので、
みなさま、ぜひ次のイベントにも足をお運びくださいますと嬉しいです!😊
以上、IYORIからのご報告でした!