jewela’s blog

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【読書のすすめ】伊坂幸太郎との出会い

こんにちは!元プロボクサーのAKIです。

一昨日は以前ブログに書かせていただいた、「福井の無形民俗まつり2022春」が開催されました。
福井県教育庁が主催で、弊社が共催お手伝いさせていただいたイベントです。
県独自の感染拡大警報が発令される中での開催になりましたが多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。

3団体のパフォーマンスを懐かしそうな表情で見られていたご年配の方々や、キラキラした目で食い入るように見ていた少年の姿が見られ、このイベントが開催されて本当に良かったなと心から思いました。

 

僕は今回のイベントではいわば実行委員的役割で、準備から当日裏方まで、ここ一ヶ月ほど走り回っていました。ですから本番が無事終了し、「今日は安心してゆっくり寝れる!」と思っていたら...帰ってから嫁さんの逆鱗に触れてしまいまして…なんと、朝の6時まで口論をしてしまいました。。。お互い引けない性格なので喧嘩が始まると、とことんやり切るのが中村家の夫婦喧嘩です。

原因はほんとに些細な事なんです。

しかし、皆さんもご経験かあるかと思いますが、キッカケは些細なことでも、そこから昔に解決した揉め事が掘り起こされたり、最近相手に対して気になっている事など出るわ出るわで、結局終わったのが朝の6時...

夫婦喧嘩は犬も食わないといいますが、今思うと本当に無駄な時間でした。
帰ったら僕から謝って今日は早く寝ようと思います。涙

 

さて喧嘩の話が長くなってしまいましたが、本題である「伊坂幸太郎との出会い」に関してお話しします。

僕が伊坂幸太郎さんの作品を初めて読んだのが31歳の頃です。当時は秋葉原の店舗で働いていまして、その店舗には管理という売上の管理や雑務を色々やってくれる女性スタッフさんがいました。ちょうどその頃に前回ブログで書いた「銀翼のイカロス」を読み終えたタイミングで、他に面白い本を探していたのですが、休憩中にその子とたまたま本の話になり「私は伊坂幸太郎の本が好きなので今度持ってきますね!」と言われ、翌日渡された本が「死神の精度」でした。

初めて伊坂幸太郎さんの本を読んだのですが本当に面白かったです!

1度見てみてください!喧嘩と違って時間の無駄にはなりません。

この本自体は、死神が人間の死の審判を下すまでの7日間に密着したドキュメンタリーみたいな短編が6つ集まった作品です。ただこの短編が1つ1つ分かれているようで絶妙に繋がっているんです。それが伊坂幸太郎さんの作風だと僕は勝手に思っております。

設定は死神なんですが、この死神どこか人間味があるんです。死神なのにほんわかするようなストーリーがあったり、感動するストーリーがあったりして、短編なので読んでて飽きる事がないんですね。

とにかくスラスラ読めた印象が残っています。読書が苦手な方には特にオススメの1冊です。

読書はちょっと...と思ったあなた!映画化もされてますのでこちらを見てから、本を読んでも楽しめると思います。

金城武さんこの当時はすごい人気でしたね!テレビドラマにもよく出ていた印象がありますが、今はどんな分野でご活躍されていらっしゃるのでしょう?知っている方いましたらコメント欄で教えて下さい♪

少し話がそれましたが、僕自身がこの本が好きなポイントを勝手にご紹介したいと思います。

まず最初に主人公の死神の「千葉」という名前。死神なのにものすごーく地味ですよね。死神なら名前は横文字と思いきや千葉さんですから。

そしてこの千葉が調査に入るときは、確実に雨が降っているんです。死神に天気の良い日は合わないですよね。ただ、物語の中で1回だけ晴れる日があるんです。たしか「死神対老婆」の編だったと思います。この編はすごく面白いので是非読んでみて下さい。

最初から読むと色々な伏線が全て回収されていきますので是非お楽しみに♪

以上、AKIでした♪