jewela’s blog

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近くて遠い能登半島の旅

週の始まり月曜日担当のキョンです。

9月に入りましたねぇ。福井では、朝晩はエアコンなしで窓を開けていると、少し肌寒い日もある季節になってきました。でも、日中はまだまだ30℃越してくる日がありますので、夏の名残という感じでしょうかw

秋は、ドライブ日和が続きます。ドライブ好きの私にとっては、年中ドライブ日和ですけれど♪
今回は、お隣の石川県へのドライブをご紹介します。石川県といっても、金沢市は福井市から高速使わなくても行ける範囲の場所と、私の中では認識しています。でも、今回は石川県でも福井からは遠い、能登半島の旅です(^^♪

遠い昔、私がまだ学生だった頃に、仲の良い友達グループで輪島の朝市に行った記憶はあるのですが、久しぶりに能登へ行こうと思った時に驚愕した事。。「輪島朝市の出る輪島市は、能登半島の先端ではなかった!!!」なんとなく、ぼんやりとしたイメージで、朝市は、能登半島の先端でやっている。と思い込んでいました。

そして、今年の6/19に起こった最大震度6弱の地震で土砂が崩れたとニュースになっていた「見附島」も、能登半島の先端ではなかったのです!!
お隣の県なのに、知らなくってごめんなさい(;>ω<)

という事で、行ってきました、能登半島!

石川県珠洲市が能登半島の先端部分の都市になります。半島の先端ですので三方が海に囲まれた市ですね。訪れた日は、とても暑い、でも海は穏やかな夏の日でした。

能登半島には、先端まで高速道路があると思っていたのですが、平成25年に能登有料道路から「のと里山海道」と名称を変えて無料区間になっています。

もとは、有料道路だったので、信号もなく順調に走れるのですが、自宅から半島の先までは3時間半もかかってしまうという。。お隣の県なのに。*1

当然、日帰りの旅ですので、観光地を丁寧に見て回れるわけではなく、通過道路の脇にある観光地を無理なく見る程度で、帰ってきました。

最初の目的地は、能登半島最先端の『珠洲岬』です。
珠洲岬は、南からの暖流(対馬海流)と北からの寒流(リマン海流)の一部がちょうど合流する位置にあることもあって、日本三大パワースポットといわれ「聖域の岬」とも呼ばれているそうです。
残念ながら、霊感も何も持ち合わせていない私には、何も感じる事は無かったのですが。。

この木には、頑張って生きている事への感動がありました。

飛び出た半島特有の強い海風になびきながらも、しっかりと生きている姿が、まっすぐに堂々と立つ木にはない、しなやかさが美しいと思いました。

非常に暑い日でしたが、木陰を通る海風が、とても気持ちの良い場所でした。


そのまま、半島を「奥能登絶景海道」を通って輪島市の方へ向かいました。

珠洲市塩田村の揚げ浜式製塩の塩田です。

NHKの朝ドラの「まれ」の舞台になったところだそうです。(残念ながら、私は見ていませんでした💧)
早朝から海の水を汲んできて、この砂の上に撒いて、天日乾燥させ、塩の付いた砂を集めて上から海水をかけて高濃度の塩水を作るという方法です。その高濃度塩水を煮あげて塩を作っていくのですが、大変な作業であったことは、想像できます。

国指定重要無形民俗文化財になっているこの製法は、日本唯一の伝統的な製塩法ですので、後世に伝えていかなければならないものですよね。

海のミネラルたっぷりのお塩は、料理の味の決め手になります。
もちろん、私も買いましたよw


こちらでは、塩だけでなく、塩ソフトクリームを食べたのですが、写真の撮り忘れです(><;;


さらに、車で進んで行ったところにあるのが『白米千枚田』で、石川県輪島市白米町にある棚田です。

ここも美しかったです。小さな田が多数重なって、日本海の海岸ギリギリまで続く絶景です。

目の前に広がる姿を初めて見た時には、思わず「おぉー!」と声が出ました。でも、こんなに小さな田んぼの作業は、機械では出来ないだろうなぁーという余計な事を思ってしまったのは、田舎者だからでしょうか(;^ω^)

1004枚あるという棚田は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定されていて、それも頷ける絶景でした。田んぼですので、季節によって景色も変化しますから、何度も訪れたくなります。

駆け足でしたが、能登半島をぐるりと一周ドライブしてみました。まだまだ、こんな近くにも素敵な景色が沢山あってドライブが楽しめましたので、もう少し、近くのドライブを楽しんでいこうと思っています。

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました♪また来週です(@^^)/~~~

*1:+_+