こんにちは!
ジュエラデザイナーのIYORIです。
今回は単細胞生物をテーマにした興味深い情報を知ったので、ぜひご紹介したいと思います。
単細胞生物については、みなさん中学校で学ばれているかと思いますが、簡単にご説明させていただきますね。
単細胞生物・多細胞生物とは
生命は約38億年前に誕生したと言われています。
この最初に誕生した生物が単細胞生物です。
そこから約10億年前に多細胞生物が出現。
地球上には約28億年間、単細胞生物しかいない世界がありました。
さて、単細胞生物と多細胞生物の違いはなんでしょうか。
1つの細胞からできているものが、単細胞生物。
多くの細胞からできているものが、多細胞生物となります。
どちらにおいても、細胞ひとつひとつが呼吸を行なっています。
そのおかげで、エネルギーを作ることができ、生き物は活動ができるわけですね。
そのため、細胞の数によってエネルギーを作る量は生物によりさまざまです。
人間は細胞が集まってできた多細胞生物に分類されますが具体的には、
細胞が集まって組織となり、
組織が集まって器官となり、
器官が集まって個体(人間)に。
という具合に、多細胞生物は非常に複雑な構造をしているものが多いんです。
多細胞生物に比べ、細胞一つで生きている単細胞生物がいかに単純な構造をしているかお分かりいただけましたでしょうか😆
ミズヒラタムシという不思議な単細胞生物
ここからが本題なのですが、先日Twitterであるツイートが話題になっていました。
Euplotes sp. ミズヒラタムシ
— わちー (@wati_wati) September 10, 2022
単細胞生物なのに高性能すぎない?なんか普通に歩いてるし。 pic.twitter.com/PHqChMD4GS
単細胞生物といえば脳がありませんので、考えることをせず、自分の意思もなく、本能のまま生きているイメージがありました。
ですがこのミズヒラタムシは、明らかに自分の意志を持って動いているように見えます。不思議ですね!😳
非常に小さい生き物ですが、田んぼやため池などの水底によくいるそうなので、採取して観察してみても面白いかもしれませんね!
それにしても脳が無いのに意思をもっているとしか思えない動きをするだなんて、本当に不思議です。
実はミズヒラタムシ以外にも、脳が無いのに意思があるように思える生き物がいます。
脳が無いのに記憶を持つモジホコリ
性別が720種類もあるモジホコリという生物がいます。
この生物は、二つに切断されても2分で再生します。
そして口や目、脳がないにもかかわらず、モジホコリは物事を記憶し、問題を解くことができるんです。
その問題とは、「巡回セールスマン問題」と呼ばれるもの。
「都市のリストと、都市ごとの距離情報が与えられた場合、各都市を 1 回だけ訪れて元の場所に戻れる最短ルートはどれか」という問題です。
この問題の解答スピードをコンピューターと勝負させたところ、コンピューターの方が早く解答を導き出しました。
が、しかしこの問題の都市数を増やし、複雑にしていったところ面白い結果が現れました。
コンピューターは複雑になるほど計算処理に時間がかかったのに対し、モジホコリは一定のスピードで解答を出すことができたんです。
これは従来のアルゴリズムとは違った方法で計算を行なっていることに他ならず、モジホコリの能力が今後さらなる高速のコンピューターを開発する手助けになるのではと、科学界では考えられています😳
最後に
今回は単細胞生物の不思議なお話でしたが、いかがでしたでしょうか。
現代の科学でも解析出来ていないことがたくさんありますが、こういった話を聞くとワクワクしてきますよね✨
今後も面白い不思議なニュースがあったら、ぜひお届けできればと思います。
ジュエラデザイナーのIYORIでした!