こんにちは!
ジュエラデザイナーのIYORIです。
今回は先日視聴した、韓国映画『パラサイト半地下の家族』の感想をお伝えしたいとおもいます。
先日紹介したインド映画『きっとうまくいく』に続き、異国映画レビュー第二弾ですね!
もし面白い映画をお探しであれば、こちらの過去記事も読んでみてくださいね♪
『パラサイト 半地下の家族』とは?
2019年に公開された、韓国映画です。
韓国の貧困層と富裕層の格差社会をテーマにした予測不能のブラックコメディ作品。
第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となる最高賞パルムドールを、第92回アカデミー賞では非英語作品として初となる作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4冠を受賞しました。
『パラサイト 半地下の家族』のあらすじ
仕事も計画性もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続ける息子ギウ。美大を目指すが予備校に通うお金もない娘ギジョン。しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“半地下住宅”で暮らす貧しい4人家族だ。 「僕の代わりに家庭教師をしないか?」ギウはある時、エリート大学生の友人からアルバイトを頼まれる。そして向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった。 パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…。“半地下”で暮らすキム一家と、“高台の豪邸”で暮らすパク一家。相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく--。
まず「半地下」というのがあまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんね。
半地下とは、まったく窓のない地下室とは異なり、部屋の半分くらいが地下に埋まっている部屋のことをいいます。
日光が届かず薄暗く、夏には蒸し暑く、湿度が高いためにカビが発生しやすい。。。
特に家賃急騰が続くソウルでは、安価な半地下は貧困層にとって重要な選択肢のひとつです。
韓国における格差社会や貧困の象徴となっています💦
この映画は半地下に住むある一家が、悪知恵を利用して、金持ちの家に寄生していく。
そんなお話になっています。
映画の見どころ
半地下に住むキム一家が、富豪であるパク家に寄生していく様は見ていて面白く、「こんな映画見たことない!」と思わされました。
主人公であるキム一家は、悪事を働くのですが本質的には悪い人間ではないように描かれています。
富豪であるパク家の人々もみんな良い人で、それを取り巻くその他登場人物も本当の悪人としては描かれていないように思います。
それ故に誰の味方としての目線で見て良いのかわからず、良い意味で気持ちが複雑になる映画でした。
最初はコメディチックに描かれるのですが、段々と雲行きが怪しくなり、ドキドキハラハラの展開になっていきます。
予測不能の展開に、いろんな感情が揺さぶられます!
ただし、こちらの映画はショッキングな描写も含まれていますので、苦手な方はご注意ください💦
最後に
初めての韓国映画の体験は素晴らしいものでした!
こちらの映画が名だたる映画監督から絶賛されているのも納得の内容です。
正直韓国人の名前に慣れていないので、結局登場人物の名前をあまり覚えられずに見ていましたが、全然問題にならない話の作りでした😆
とっても面白かったので、これを機に他の韓国映画もチェックしてみようと思います✨
何かおすすめの韓国映画かありましたら、ぜひ教えてください!
『パラサイト半地下の家族』は、AmazonPrimeVideo、Hulu、U-NEXT、FODプレミアムなどで見放題配信していますので、いずれかのサービスに加入している方はぜひ視聴してみてくださいね!