週の始まり月曜日担当のキョンです。
旅好きな私の旅の中で、お風呂は旅の中心ではなく、汗を流して身体を綺麗にするだけの存在でした(*´з`)
ですから、宿泊は温泉宿でなくても、入浴できるなら何でもよかったのです。温泉でなくとも、施設が整っていればよしで、ドライヤーの数とか質とかに差はあっても、温泉の泉質なんて別に気にもしていませんでした。
ところが、山口県を旅行中に偶然立ち寄った場所で、温泉の効能というものを如実に実感し、もう私の旅の目的近くに温泉が入り込んできてしまったのです。
それまでの旅は、そこにしかない自然と食べ物と、歴史ある文化を見聞しながらドライブを楽しむ旅でした。もしも鄙びた雰囲気のよい秘湯があれば、そちらへ向かう。そんなスタンスでした。
今回、ご紹介したい山口県の温泉は、見た目には普段の私ならスルーしてしまいそうな、特別特徴のない感じの温泉街でした。
その日は、どうしても山口名物の瓦蕎麦が食べたくて、娘の運転の助手席で携帯の検索をしていたのです。色々なお店が出てきて、随分迷ったのですが、古い建物をリノベーションしたお店が現在地に近かったこともあってそのお店を目指しました。
小さいお店だったので、駐車場もなく、川向の公営駐車場に入れてくださいという事で、車を停めて歩く事になったのですが、それが、この温泉との出会いでした。
(駐車場は、この竹林階段の上にあります)
そこは、沢山の温泉宿やホテルの立ち並ぶ『長門湯本温泉』でした。せっかくなので、瓦蕎麦を食べてから総湯にも入ろうとなったのです。
初めての瓦蕎麦だったので、この目玉のようなデコレーションには驚きましたが、色々な具材が乗っていて美味しかったです。娘と二人で、あっという間に食べてしまいました( *´艸`)
西南の役で熊本城を囲んだ薩軍の兵士たちが、長い野戦の合間に瓦を用いて、野草や肉などを焼いて食べたという昔話を元に考え出されたお料理だそうで、山口県内では、ホットプレートでも作るとか。
福井で言うところの、ソースカツ丼くらいのソウルフードですかねぇ〜!(^^)!
ついつい食べ物の話になってしまいましたが、今日は温泉の話でしたw
この河川敷にある総湯は『長門湯本温泉 恩湯』と言われ、施設老朽化などで公設公営の営業を一度終了しています。開湯600年の歴史ある湯治場で、長州藩のお殿様も湯治に訪れたと言われている温泉なのに。。。
今回、私が訪れた時は、地元の若い人たちの力で再建されたばかりの総湯で、それはそれは綺麗な施設でした。
地元の方も沢山訪れている様子で、最初のGOTOトラベルの始まった時期でしたので、入浴人数を制限しての入浴となりました。
写真にもあるように、とっても有難い、思わず手を合わせてしまいそうな設えです。この時は、あの奥にいらっしゃるのは誰かもわからずに入浴しました。
この温泉の別名は「神授のお湯」と言われていて、「神」から「仏」に湯が贈られた神仏習合の伝説があるようです。お湯の湧き出る岩盤の上にいらっしゃったのは住吉大明神像で、そこから湧き流れるお湯が浴槽に入ってきます。
皆さんが、源泉が流れ出てくる場所のお湯を掬って、顔につけていたので、娘と一緒に真似てみましたww
温泉の効能には、美肌の湯は後ろの方にしか書いていなかったのですが、顔がとってもツルツルスベスベになって、入浴後の化粧水もいらない状態で、次の日もまだシットリスベスベの状態に、娘と二人、とてもビックリしたのです。
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こちらの入浴剤は、今回紹介した長門湯本温泉の泉質に近いPHだったので、購入してみました。まだ使用前なので効果はわかりませんが、楽しみです♪
長門湯本温泉を体験してからというもの、温泉選びには、鄙びた雰囲気なうえに、美肌の湯ならなおさら良しという選択になったのです。
美肌の湯に毎日入れる近所の人たちが羨ましいと思っている近頃です。
家の近所にも、美肌の湯が湧き出てこないかなぁ~(*‘∀‘)
本日も、最後までお読みいただいてありがとうございました。
来週は、何の話題で書いていこうか、考え中です。また覗きにいらしてくださいね(@^^)/~~~